パイロン恐怖症と戦った教習〜スラローム地獄〜
スラロームだけで乗り越し4時間したまっしろです。みるのも嫌なくらいパイロン恐怖症です。教習所卒業した今でも、工事現場や街中でパイロンを見ると、緊張します(苦笑)
スラロームは体重移動と、リズム、アクセルワークで通過しますが、私は何度やっても出来ず...
初回
通過すらできませんでした。なんとかハンドル切って1、2個目のパイロン通過できてもその後のパイロンでライン取りができず、パイロンに突っ込んだり、コースアウトしたり。
教官がタンデムしてくれましたが、これまたこわい!アクセルのタイミング、バイクを倒す感覚を教えてくれましたが、こっちはそれどころじゃない!!落ちないようにしがみつくので精一杯で、ただただ恐怖でしかありませんでした。
コースアウト、パイロン突っ込みを1時間そんな調子でずっとやってたので、もちろん乗り越し。
乗り越し1、2時間目
ようやくライン取りができて来たかと思いきや、アクセルワークがうまくいかない。教官曰く、アクセル開けるタイミングが早いとのこと。遅めでアクセル開けるも、今度は開ける時間が長すぎてコースアウト。
初回の恐怖もあり、バイクをうまく倒せず突っ込みをまたやってしまったり....
もちろん乗り越しです。
乗り越し3時間目
スラローム地獄に陥り、精神的にもまいり始めました。どうしてこんなに下手くそなのだろうと、自問自答するばかりです。
やっとこスラローム 通過できるようになったものの、まぐれで通れているようなものでした。また、タイムが足らない。それにはアクセルワークで通過するとのこと。
わかってるよ!でも怖くてできないんだよ〜!と教官に泣きつきたくなるほど。100発100中で出来ないと卒検やばい!と焦りがあるなか、今日も乗り越し...
流石に凹んで、ずっとため息ばかりでした。
乗り越し最終
さすがにこれ以上の乗り越しはマズイと思い、死ぬ気でスラローム通過してました。
今日失敗したら、卒検不合格!とか、自分なりに基準を作り、とにかく通過できるように、パイロンに当たらないようにやってました。
タイムはギリギリだったり、オーバーしたりバラバラでしたが、教官が見てなんとかOKだったようで、次へ進めることになりました。
乗り越し2時間したあたりから、自分には向いていないんじゃないかと精神的ダメージがすごくて免許とるのを諦めようかと考えていたところ、娘が言ったんです。
「辛くても諦めないんだよ!最後までがんばる!」
その言葉に励まされました。
ましてや、バイクの免許は私が好きで取りに来てるんだから、諦めちゃダメだ!と。
乗り越しした日は、帰って子供たちを寝かせた後、動画サイトでスラロームのコツや搭乗者目線での動画を何度も何度もみて、ひたすらイメトレしてました。
そして、私なりにスラロームを通過するコツを見つけました。
遠くをみる、とよく言われますね。
ですが私の場合、遠くを見てもうまくできなかったので、私が見ていた視線を紹介します。
つまり、自分が通過する側のパイロンではない反対側のパイロン(上画像 オレンジ丸)です。そこへ目線を送るようにすると、うまい具合にハンドルが切れてくれました。
2、体重移動はステップを押すように!
教官からは、お尻をずらして体重移動すると教わりましたが、これもまたうまくいかず。
色々調べ、実践した結果、倒したい方のステップを軽く押すと、うまく体重移動できました。
3、アクセルワークは一瞬!
バイク初めての方は、アクセルの開け具合もよくわからないですよね。しかし、スラロームでは、一瞬!長く開けるとコースアウト、もしくはパイロンに突っ込んでしまいます。
スラロームをひたすらカーブの連続だと思ってみると、カーブとカーブの間に直線が一瞬だけあるのがわかります。その時の一瞬、開けることを常に意識していました。
以上がスラロームの攻略になりますが、なにしろ私独自のやりかたですので、こういう攻略法もあるんだな〜くらいで受け止めておいてください。
ちなみに、私は、高校卒業後すぐに車の免許をとったので、原付も乗った経験なく、自転車すら何年も乗っていない状態だったので、二輪のバランス感覚がよくわからなかった、というのも、スラローム地獄に陥った原因の1つじゃないかと思っています。
実際、教官の話によると、原付の経験がある人は慣れてるから早いね、とおっしゃっていました。
スラロームは教習項目の中でもなかなか難しい課題だと思います。でも、原付の経験無し、自転車も何年も乗っていない私でも、なんとかクリアすることができました。
これからバイクの免許を取るよ!という方、こんな私でも免許取れましたので、頑張ってください(^_^*)